世界中の人々がキャッシュレスでいつでも利用可能な決済手段を選ぶようになり、現金の利用は大幅に減少しています。その結果、金融機関のバックエンドシステムもこうした新たな需要に対応する必要があり、決済ハブのような統合プラットフォームはそのための有効な手段といえます。
ここでは、金融機関がProgressSoftの決済ハブというソリューションに投資すべき理由をいくつか挙げていきます。
決済エコシステムを360度リアルタイムで見渡すことが可能
決済ハブは、決済エコシステムの全体像を把握し、取引管理のための単一オーケストレーターとして機能します。これにより、効率性が向上し、ワークフロー、時間、コアバンキングシステムのアップデートコストが削減されます。
ISO 20022準拠
決済ハブは、国内および国際的な決済のためのソリューションのひとつとして機能し、犯罪防止機能の向上、ストレートスルー処理による業務効率の向上、MT-MX間のフォーマット変換対応、およびメッセージの照会を簡単に行うことができる、といった機能を備えています。(1)
安全・安心
2021年に71%の事業体が決済詐欺の被害/被害未遂に遭っています(2)。決済ハブは、AML/CFTおよび制裁リスト・スクリーニング・システムと連携しており、犯罪被害を未然に防ぐことが可能です。
高い収益性
決済ハブで利用できるオープンAPIとオープンバンキングは、これに携わる金融機関に90億ドル以上の収益をもたらす可能性があるとされています。(3)
クロスボーダー決済
国境を越えたデジタル送金は、2021年から2025年の間に45%の取引増加が見込まれており(4)、CBPR+(Cross-Border Payments and Reporting Plus)に対応したソリューションとしては決済ハブが適しています。
将来の可能性
2025年までにキャッシュレス決済量が42%増加した場合、決済ハブを代表とする統合プラットフォームの必要性がより高まっていきます。(5)
- https://www.barclayscorporate.com/insights/innovation/iso-for-banks
- https://www.afponline.org/publications-data-tools/reports/survey-research-economic-data/Details/payments-fraud
- https://diro.io/future-of-open-banking-api
- https://www.juniperresearch.com/press/digital-cross-border-remittances-reach-428-bn
- https://www.pwc.com/gx/en/industries/financial-services/publications/financial-services-in-2025/payments-in-2025.html