職場の「ソーシャル性」が重要な理由

2021年10月4日

Roaa Hasan

Roaa Hasan

職場の「ソーシャル性」が重要な理由

一日の大半を仕事して過ごす私たちにとって、職場での時間が毎日の楽しみになるような雰囲気作りや、同僚との健全でポジティブな人間関係の構築は、生活の満足度を保つために欠かせないものです。

では、企業はどのようにして、従業員が「大切にされている」、「ここに居ることが嬉しい」、「心地よい」と感じるような、思いやりの文化とモチベーションの高い雰囲気を作ることができるでしょうか?

最初の一歩となるのは、ソーシャル・コミッティーの結成です。別の名を、「仕事」を「やったー!仕事だ」に変えるオモシロ社員チーム。このチームは、仕事の様々な要素に対して、「楽しみ」を通じて調和を図ることを専門とし、最終的にはハッピーで健全な環境を実現します。どんな規模の企業にも、絶対になくてはならないチームです。

社内で友情が生まれるシーンのサポートから、純粋に楽しんで過ごす時間を後押しすることまで、職場にソーシャル・コミッティーを作るとどんなメリットがあるか考えてみましょう:

1. エンゲージメント=仕事の能率

社員にソーシャル活動やボランティア活動への参加機会を提供すると、やる気が増し、職場でのエンゲージメントレベルが高まります。社内でのエンゲージメント頻度が上がる時に、生産レベルの変化に注視すると、両者が直結していることがはっきりわかります。つまり「エンゲージメント=仕事の能率」なのです。

2. ストレス環境を「逆転の発想」で改善

ソーシャルイベントへの参加や、皆が参加できる多様な活動を通じて、社員はルーチン化した仕事の型を破ることできます。実は、繁忙期ほどその効果が大きく、多くの企業がプレッシャーの多い時期にはレクリエーションに時間を割けない考えるところ、現実は真逆なのです。職場にストレスがかかる期間こそ、多くのアクティビティを取り入れて、社員の肩にかかるストレスを軽くしてあげましょう。

3. コミュニティが育つとロイヤルティが高まる

仕事を辞める理由の中で最も多いのは、居心地の悪い職場環境や、周囲のネガティブな空気、同僚とうまく馴染めないといった事だとご存知でしょうか?つまり、社員のエンゲージメントが高まっていれば、離職率が下がるのです。健全なコミュニティを育てることが、社員のロイヤルティ向上につながるのです。

4. 和やかな人間関係

ソーシャル活動の場では、異なる部署や領域、地位の社員が集まり、職場上の関係から一旦離れて互いに打ち解けることができます。このことは、よりパーソナルな人間関係を構築し、自分のチームだけでなく会社にいる全員を大切にするような、心地よく威圧感のない職場作りに大変役立ちます。

5. タスクリストに「✓」を増やす

不思議なことに、企業のアクティビティで満足するのは社員だけでなく、クラアントも同様なのです!社員がハッピーでいることは、健全な企業文化の反映であり、潜在クライアントからアプローチされやすい体質につながります。未来のクライアント達は、社内環境を大切にする企業となら喜んでコミュニケーションをとりたい、事業協力したいと考えているでしょう。セールスタスクのチェックボックスに「レ点」(チェックマーク)をひとつ書き入れられます。

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