Boubyan BankがProgressSoftの決済ハブを利用開始
Boubyan Bankにて、ProgressSoftの決済ハブプラットフォームの新規稼働が開始されました。決済ハブは高い需要と知名度を誇るProgressSoftの革新的なソリューションで、クウェートにおけるデジタル変革の未来に不可欠であるとされています。
これに関して、Boubyan Bank のバンキングオペレーショングループ副責任者のAbdulaziz Al Duwailah氏は次のようにコメントしています。「当行が取り組む高度なデジタル変革ジャーニーの一環として、またSWIFTなどの決済チャネルや経路において顧客に高速かつ安全な送金を実現するという目的のため、今回Progress Softの決済ハブプラットフォーム(PS-PayHub)を選定しました。ストレート・スルー・プロセッシング(STP)やシームレスなルーティング、国内の高額支払いの管理、一斉支払いおよび給与支払い、即時支払い、請求書提示・支払い、また地域のGCC RTGS支払いがこれにより簡略化されます。」
Boubyan Bankの国庫支払い・決済マネージャーを務めるKhaled Al-Najdi氏も次のように述べています。「ProgressSoftのプラットフォームはクウェート中央銀行の規制要件に完全に準拠しており、Boubyan Bankが有する複数の決済チャネルと中央銀行の自動決済機関(ACH)および即時グロス決済(RTGS)ソリューション間の決済ゲートウェイとして有用です。またGCC RTGSやSWIFT Allianceにも対応しています。」
また、Boubyan Bank のPMO(CoEプロジェクトマネージャー)を務めるAhmad Roumieh氏も以下のように述べています。「PS-PayHubは、当行のフロントエンドおよびバックエンドシステムとシームレスに統合されていました。これらのシステムで現在、同プラットフォーム独自のオーケストレーションメカニズムを利用して銀行全体の決済認証、処理、ルーティングを管理しています。決済の開始、処理、財務データの入力完了に伴って即時通知を送信するなどの機能性はもちろん、企業向けサービスの精度、成長性、利便性を劇的に高めてくれる高度なプラットフォームです。」
Boubyan BankおよびProgressSoftは、今回のソリューション導入を通じて、クウェートにおける顧客体験の変革と、決済の完全なデジタル化に向けた新たなマイルストーンを築いたと言えます。