世界初、国内全域を対象とした電子小切手プロジェクトが始動

アンマン - 2021年10月19日
世界初、国内全域を対象とした電子小切手プロジェクトが始動

ProgressSoftは、バーレーン王国において世界初となる電子小切手プロジェクトを始動します。安全性が高い電子小切手の発行システムを、国内全域を対象エリアとして展開します。

バーレーン中央銀行のクリアリング・ハウス(清算機関)であるBENEFITは、現代的で進歩的な小切手サービスの実現を目的に、「バーレーン電子小切手システム」(Bahrain Electronic Cheque System = BECS )を導入するよう指示を受けました。そのために、バーレーン中央銀行とBENEFITは長年のパートナーであるProgressSoftの電子小切手発行システムを採用しました。国内の居住者が離れた場所からでも安全かつ電子的に小切手の発行や裏書きを行い、支払いができるようにし、地理的な制約なくいつでも小切手サービスが利用できるようにするものです。

小切手帳をスピーディーに発行し、早期に支払いを受けられるようにすることや、複数のアプリケーションを運用せずとも異なる銀行口座にアクセスできる連結チャネルを提供することは、銀行利用者である個人と企業どちらにとっても利益となります。

ProgressSoftの新たなソリューションは、共同アカウントに対応しています。ここで安全に裏書きされた小切手は、システムにより認証・有効化され、利便性の高い複数のチャネルで利用可能です。

ProgressSoftとバーレーン中央銀行、BENEFITの三者は、ProgressSoftによる電子小切手清算システムが初めて導入された2011年以来、長期に渡るパートナーとして、バーレーン王国の需要を満たす新技術の開発を行ってきました。

システム導入のパイオニアとなることは、ProgressSoftの喜びです。また、バーレーン中央銀行とBENEFIT社との連携を通じて今後も多くの成果が生まれることを期待しています。