ProgressSoft 紛争管理システム
PS-DMS
ProgressSoftの紛争管理システムは、中央銀行の決済チャネルにおいて生じた 紛争事件を記録し、市中銀行間で共有するサービスを提供します。
本システムは、中央銀行がホストするWebベースのシステムで、イシュー処理とトランザクション解決を適切に行うために厳密に管理された環境を提供します。中央銀行は、意思決定プロセスと最終的な裁決のレビューを行い、監督し、必要に応じて介入することができます。
特徴
管理環境
PS-DMSは、ワークフローを自動化することで、複数の支払いチャネルにおける案件を併行処理します。イシュー処理とトランザクション解決のために管理された環境を提供する、「タスクの自動化」と「ルールの管理」のためのシステムです。
シームレスな統合
PS-DMSは、中央銀行の決済システムとシームレスに統合され、係争中の決済を参照することができます。解決済みの紛争事件についても、RTGSシステムと統合されています。
管理および監督
PS-DMSは、中央銀行が監督を行い、必要に応じて意思決定プロセスと最終的な裁決に介入することを可能にします。また、中央銀行は紛争事件を管理するためのルールを設定したり、紛争案件を処理するための手数料や罰則を設定したりすることができます。
その他の機能
デュアルコントロール
PS-DMSの係争処理ビューでは、ユーザー側で処理が必要なレコード(メーカーユーザーによる変更が必要なアイテムや、チェッカーユーザーによる承認または却下が必要なアイテム) のみを表示することができるデュアルコントロールが採用されています。
ダッシュボード機能
PS-DMSは、網羅的かつカスタマイズ自在のレポートとダッシュボードを使用することで、紛争事件の件数とステータスを監視することができます。これにより、権限を与えられた担当者は、技術的およびビジネス上の目的からシステムのあらゆる側面を監視することができます。
メリット
拡張モニタリング機能
レポートとダッシュボードを使用することで、係争案件の件数とステータスを表示することができます。
プロセスの簡略化
金融機関間取引の安全性と迅速性、紛争解決の効率性を実現します。
スムーズな統合
RTGSをはじめとする中央銀行の決済システムと簡単に統合することができます。
ワークフローの自動化
中央銀行がワークフローを自動化することにより、複数の決済チャネルに関する紛争を併行処理することができるようになります。