電子顧客確認(eKYC)

PS-eKYC

ProgressSoftの電子顧客確認ソリューションは、金融機関に24時間365日対応のデジタルソリューションを提供します。個人および法人の顧客をリモートで承認してクロスチェックを行い、金融機関にもたらすリスクを事前に分析します。

本ソリューションでは、人工知能(AI) や機械学習(ML)などの高度なテクノロジーを利用し、顧客の所在が社内またはリモートであるかを問わず、デジタル化された保証を即時に提供します。

電子顧客確認(eKYC)

特徴

コンプライアンス完全対応
PS-eKYCは、国別ディレクトリ、個人情報管理プロバイダ、電子政府、そしてAnti-Money Laundering(AML) 、Combating the Financing of Terrorism (CFT)、Politically Exposed Person(PEP)をはじめとする国際的な制裁リストと接続されており、完全なコンプライアンスを確保します。
コンプライアンス完全対応
シームレスな統合
シームレスな統合
PS-eKYCは、オープンなAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)を利用することで、金融機関の既存のチャネルや、顧客関係管理(CRM)、顧客情報ファイル(CIF)、コンテンツ管理システム、モバイルアプリケーション、Webポータルなどのバックエンドシステムとシームレスに統合されます。
画像処理技術
PS-eKYCは、光学式文字認識(OCR)・機械可読領域(MRZ) ・光学式マーク認識(OMR)などの高度な画像処理技術を利用して、画像の分析・抽出・変換・検出を行います。これにより、正確な顔認識・マッチング・ドキュメントからのテキスト認識が可能です。
画像処理技術

その他の機能

人工知能と機械学習

PS-eKYCは、画像処理を最適化することで顔認識プロセスの効率を改善し、PS-eKYCのスマートさをさらに向上させる高度なAIとML技術を使用しています。

モジュラーコンポーネント

PS-eKYCは、多要素認証、顧客プロファイル、ドキュメント認証、顔認証、住所認証、ビジネスプロファイル、租税および法的宣言、署名のキャプチャ、同意の認証を含んだ、登録プロセスのモジュールコンポーネントで構成されています。

固有のセキュリティ

PS-eKYCは、PKI(公開鍵インフラストラクチャ)の暗号化、ハッシュアルゴリズム、デジタル署名と証明書、およびその他の国際的な標準を含むセキュリティ分野の最新技術をもとに、取引トランザクションのための安全なエンドツーエンド通信を提供します。

データベースの一元化

PS-eKYCは、すべての顧客のeKYC情報を保持するデータベースを有し、金融機関のニーズに応じて、ロギング、データセット、モデル構築などの異なったタイプのデータベースレコードを導入する機能を備えています。

ユーザーフレンドリーなポータル

PortalsPS-eKYCが提供するソリューションは、オープンAPIを介してすべてのPS-eKYCコンポーネントとシームレスに接続され、「モバイルアプリケーション」「Webポータル」「管理ポータル」の3種類のフロントエンドアプリケーションを提供します。

メリット

リーチの拡大

新しい支店を開設することなく、地理的範囲を拡大します。

リスクの軽減

リスクを軽減し、AML、CFT、PEP等のリストを管理します。

コンプライアンスの遵守

各国のルール、規制、要件への完全な遵守を保証します。

コスト削減

カスタマーオンボーディングに関連するコスト、運用コスト、オーバーヘッドコストを廃除します。

利益還元

低所得者層の顧客にサービスを提供することで、金融機関が市場シェアを拡大し収益を増大させるための機会を提供します。

競争力の創出

ブランドの差別化を図り、既存の顧客を維持しながら新規顧客を獲得します。

効率性の向上

顧客の利便性と満足度、およびスタッフの生産性を向上させます。